代表挨拶

ceo

「道徳なき経済は罪悪、しかし経済なき道徳は寝言」これは生涯で600余の農村を再建することに成功した二宮尊徳の言葉で、私たちが不動産をコアにビジネスシステムを構築する際に重要視している指針です。

不動産というのは労働による対価報酬ではなく、投資に対しての対価報酬を得られ、仮に病気やケガで労働力が提供できない状況になったとしても収入が得られます。これは他にあまり代替えがない、非常に素晴しいツールであると私たちは認識しています。

しかし、収入が得られるからといってどんな不動産でも良いかというとそうではなく、そこに「どうしてその不動産が存在するのか」という社会的意義と、「将来に渡っての見返りが保証されるような磐石な仕組みになっているのか」という戦略性が必要となってきます。私たちが提供する不動産をコアにしたビジネスシステムが成功し続けるのは、社会的意義と戦略性のバランスを重視しているかであるという自負があります。

現在、日本は世界でも類を見ない高齢化社会への道を進んでいます。未だ経験したことのない時代に今から入っていきますが、これから確実に深刻な問題となってくるのは【介護】と【住宅】です。
要介護状態になれば誰かの力を借りての生活となるため、一般的にはサービス付き高齢者住宅と呼ばれる介護や医療サービスを受けられる住宅に移住するか、特別養護老人ホームと呼ばれる老人福祉法で指定された介護老人福祉施設に入所するかになります。

特別養護老人ホームについては入居料の本人負担が少ないため入居希望者が多いものの、提供施設が希望者の数に追いついておらず、入居待ちの状況が続いています。いくら家族といっても要介護状態のお年寄りをお世話するのは負担が重く、お世話されているお年寄りたちにとっても本来は迷惑をかけるぐらいなら入居したい、と考えている人が多いはずです。そこに弊社は社会的意義と戦略性を見出すことを見出しました。

そこから試行錯誤の結果、特別養護老人ホームの入居待ちのお年寄りに【介護】と【住宅】を安価で提供することが出来て、投資家の方も満足させることが出来るスキームを構築し実績をあげています。入居者様やそのご家族はもちろん、投資家の方々にも喜んでいただいています。

これは一例にしか過ぎませんが、不動産をコアにビジネスシステムを構築することにはそういった力があり、介護施設以外にも多様なコンテンツを取り揃えています。

弊社の経営理念であるシステム、戦略、行動によってこれからも社会性と戦略性を両立させながらビジネス展開をすることをお約束させていただくと同時に、皆様のお力を借りながらひとりでも多くの方に幸せを感じてもらえる社会を創造していきたいと考えていますので、何卒よろしくお願いします。