ミドルリスク・ミドルリターンの不動産投資が失敗しないといわれているワケ

不動産投資はミドルリスク・ミドルリターンと呼ばれる投資手段ですが、これは他の金融商品に対して相対的に見た場合の言葉になります。
株式投資やFXなどはハイリスク・ハイリターンとされますが、そのポイントとしては変動する幅が非常に大きいという点で、特に株式投資においてはその会社が倒産してしまうと無価値になります。
一方でローリスクローリターンとされるのが国債や預貯金です。先進国の国債や大手金融機関の預貯金であれば、すべてを失う可能性は限りなくゼロに近いですが、得られる利回りも良いもので高くて１％程度に留まります。
不動産投資では、不動産そのものを手に入れます。建物は価値を失いますが土地に関しては価値がゼロになることはありません。このため株式投資などと異なりまったくゼロになるリスクはありません。一方で利回りは１０％前後のものもあるなど、得られるリターンは国債や預貯金よりも高くなります。